歯を長持ちさせる極意とは、いったい何なのでしょうか？多くの人が歯に対する悩みを抱えている現代、その答えを追い求めている人もまた多いかもしれません。しかし答えは意外と身近なところにあります。私達は自分の歯についてどれだけ把握し、理解しているのでしょう？当院では、そんな身近なところから真剣に歯について考えてもらうプログラムを組んで皆さまをアドバイスしております。
自分の歯を見つめ直し、いつまでも健康な口内環境で楽しい毎日を過ごしてみませんか？
歯を長持ちさせる有効な方法の一つに、歯周病予防が挙げられます。歯周病は、現在の日本において成人の約80%が歯周病にかかっていると言われており、その程度や症状は様々です。しかも歯周病は、初期の段階では痛みがあまりなく、進行しても自覚症状が少ないのが特徴といった厄介な病気です。また、歯垢が蓄積し歯石になってしまうとこびりついた細菌は通常の歯ブラシだけでは落とす事ができません。
以上の点から、まず歯科医院に定期的に通い、検診を受ける習慣をつける事が歯を長持ちさせる大きな一歩だという事を肝に銘じましょう。
プラークコントロールとは、「バイ菌の塊を制御すること」を意味します。最近では、「言葉は聞いた事がある」という人も増えてはきましたが、日本語には、これに当たる言葉がありません。日本語では、この言葉の変わりに「Tooth Brushing」が｢歯磨き｣と訳され、虫歯だけでなく歯周病についても、予防の代名詞のように浸透しています。
しかし実際には「Plaque Control」こそが、歯周病予防の鍵を握る重要な言葉なのです。このプラークコントロールという言葉が、正しく日本語に訳されず、浸透しなかったことも歯周病患者の数を増やしてしまった要因の一つなのかもしれません。
プラークコントロールは、「精度の高い治療を行い、バイ菌がすみにくい環境をつくり、セルフコントロールとプロフェッショナルコントロールによってバイ菌の数をコントロールしていく」一連の作業の総称です。歯磨きによるセルフコントロールで取り切れなかったバイ菌は、歯の専門家によって機械的に清掃してもらうプロフェッショナルコントロールが必要です。歯周病に悩まされないためにも「早期発見・早期治療・生涯メンテナンス」を心がけることが大切です。
皆さんは、100年以上前に書かれ、今でも世界中で読まれている｢原因と結果の法則｣の著者、ジェームス・アレンをご存知でしょうか？彼は英国の哲学者ですが、同書の中で次のように述べています。
「私たちが手にするものは、私たちが手にしたいと願い、祈るものではなく、私たちが公正な報酬として受け取るものです。私たちの願いや祈りは、私たちの思いやりや行いがそれと調和したものであるときにのみ叶えられるのです。」
つまり彼は、健康でありたいと思うのならば、願うだけではなく、健康であり続けるための行動を起こしてこそ、健康という対価を受け取ることができると言っているのです。皆さんは健康であり続けるためにどんなことをしておられますか？プラークコントロールはその一歩なのかもしれません。
P.M.T.CとはProfessional Mechanical Tooth Cleaningの略称で、簡単に言うと、歯科医院でおこなうお口のクリーニングです。しかし、ただのブラッシングとは違います。そもそもProfessionalは「専門家」を指します。次にMechanicalは「機械」、Toothは「歯」、最後Cleaningはその名の通り、クリーニング「清掃」を意味します。つまりP.M.T.Cとは「専門家による機械を使った歯の清掃」ということになるのです。 普段落としきれない汚れも徹底的に掃除できるといった利点があります。爽快感を得られるだけでなく、かつ虫歯や歯周病を予防する効果が期待できます。是非一度ご利用ください。
まず染出し剤を使用し磨き残しを確認します。
磨き残しの部分を専用の機械で除去します。その後歯肉を傷つけないよう柔らかいラバーカップという機械で境目の汚れを落とします。
機械だけでは落としきれない凹みや窪みの部分はプロの衛生士が丁寧にクリーニングします。
歯茎が引き締まっていてとてもキレイに仕上がりました。最後にフッ素を塗布して歯質の強化を図ります。
免疫力を維持するためには、栄養補給、運動、睡眠が必要不可欠です。しかし充分に補給できないのが現代人…そんな方には新成分 HK-LP（乳酸菌加熱菌体）配合のラクデントをお勧めします。
HK-LPとは乳酸菌を加熱処理した菌体であり、丈夫なカラダづくりに期待が寄せられている新成分です。口腔内のメンテナンスには、細菌を取り除く為のプラークコントロールに加えて、感染症そのものへの対策が大切です。ラクデントをご希望の方は医院までお問い合せください。
